一般社団法人ピアトラスト × 立教大学経営学部教授 中原淳 共同研究
調査結果と考察について、以下よりご覧ください。
職場での相互称賛によって、部下が自ら前向きに内省する力をつければ。上司が一人ひとりに手をかける負担を軽減しつつ、変化や困難を乗り越えて成果を出し、皆がイキイキと働ける組織をつくることにつながります。社員の能力発揮の促進、マネジメントの支援に、『Peer-Trust』をぜひご活用ください。
2020年度の実証研究では、相互称賛データを用いておこなう上司・部下間の1on1が、
部下の仕事への意欲を高めることが示されました。
今期は、上司側の働きかけのみならず、部下本人の「自己認識向上」も重要と捉えました。
相互称賛データを用いて部下自身が自己内省をおこなうことが、
部下のレジリエンス(困難を乗り越えられる力)を高めるという仮説を立て、
実際に企業で働く人を対象とする実証研究を行ってまいりました。
立教大学 経営学部 教授。立教大学大学院 経営学研究科 リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所 副所長などを兼任。博士(人間科学)。専門は人材開発論・組織開発論。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院 人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授等をへて、2017年-2019年まで立教大学経営学部ビジネスリーダーシッププログラム主査、2018年より立教大学教授(現職就任)。
「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発について研究している。
単著(専門書)に「職場学習論」(東京大学出版会)、「経営学習論」(東京大学出版会)。一般書に「研修開発入門」「駆け出しマネジャーの成長戦略」「アルバイトパート採用育成入門」など、他共編著多数。