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称賛カードは、ウォーレン・バフェットによる3つの資質(※)
「活力・知性・高潔さ(和訳:「誠実さ」とも)」をベースにしています。
※スティーブ・シーボルト著『一流の人に学ぶ自分の磨き方』による。
わたしたちは、これからの社会で活躍する人に必要な資質が、
この3つに表されていると考えています。
「活力」「知力」「人間性」の3つのカテゴリに対し、
・ 組織成果への貢献の重要性
・ 職場での行動への送りやすさ
を重視して、6種類の称賛カードを独自に設定しています。
収益目標を数値化し、現場の日々の仕事に落とし込むことは、
どんな職場でも当たり前に行われています。
目標やプロセスの達成による充実感は、
「仕事のやりがい」の重要な要素のひとつでもあります。
一方、わかりやすい数字ばかりに目が向くことで
「何のために働いているかわからなくなった」
「仕事のやりがいを見失っている」
という人も少なくありません。
どんな組織の目標も、元を正せば事業のビジョン、すなわち
「世の中の誰かを今よりも幸せにすること」につながっています。
社会正義を仕事選びで重視する人や、事業理念に掲げる企業も増えています。
しかし正義の実現には、現状否定や自己否定を伴う難しさがあります。
「どうせ働くなら、より世のため人のために役立ちたい」という思いと
「できれば無理はしたくない、快適な状態に留まりたい」という思い。
人間なら誰しも、この両方を併せ持っているものです。
それでも、心の内にある「世のため人のために」という思いを
発言や行動で示している人は、組織にとって大切な存在です。
事業のビジョン、理想の実現は一朝一夕にはできません。
「今よりもっとよくしたい」という思いを、妥協せず持ち続ける人が
組織に多ければ多いほど、着実に理想へ近づいていくことができます。
「サービスをよりよくするために、上司に意見をしたい」
「困っていることを、きちんと相手に伝え、正してもらいたい」
「自分の間違いをごまかさず、きちんと謝りたい」
自身の意志や責任感をそのまま行動に表すことができれば、
仕事を通じて誰かを幸せにし、組織や社会をよりよくすることが叶います。
しかし、こうした小さな思いをせっかく持っていても
と、相手との信頼関係への大きな不安に負け、
発揮できずに終わってしまうことも珍しくありません。
職場での相互称賛を通じて、お互いへの尊敬や信頼の気持ちをもつことから、
疑問や意見、耳の痛い指摘も率直に話し、一緒に改善・実現していくことができる。
こうしてひとり一人の「世のため人のために」という思いが
カタチになることを、わたしたちは願っています。